心筋梗塞の原因と予防法を調べてみた。でも健康的な生活が一番の予防でした。

心筋梗塞と聞くと50歳くらいになってから多くかかる病気。若い20代・30代の世代には関係ない。僕もそう思っていました。
実際には50・60歳の発症が最も多いのには違いありません。
しかし、最近は若い人でも心筋梗塞で倒れるというニュースが増えてきているように思えます。
30代40代と、これから社会の中心でバリバリ働く世代。その世代の人が突然心筋梗塞で倒れる。いつあなたの身の回りに起きるかわからない時代になっています。

若くして心筋梗塞で倒れた有名人

若くして心筋梗塞になることは若年性心筋梗塞と呼ばれるそうです。

一番ホットなのは、2015年11月23日にテラスハウスに出演していた今井洋介さんが31歳で心筋梗塞になり亡くなられたニュースです。

少し遡ると、2013年に女優の天海祐希さんが軽度の心筋梗塞になり入院しましたよね。

2011年にはサッカーの松田直樹さんが34歳で急性心筋梗塞により亡くなっています。

2009年には芸人の松村邦洋さんが東京マラソンで走行中に急性心筋梗塞で倒れました。

このように、有名人でも若くして心筋梗塞を発症しています。

心筋梗塞とは何か?原因は?

とはいっても、そもそも心筋梗塞とは何なのでしょうか?

心筋梗塞(しんきんこうそく、:Myocardial Infarction)は、虚血性心疾患のうちの一つ。心臓の筋肉細胞に酸素や栄養を供給している冠動脈血管に閉塞や狭窄などが起きて血液の流量が下がり、心筋虚血状態になり壊死してしまった状態[1]。通常は急性に起こる「急性心筋梗塞 (AMI) 」のことを指す。心臓麻痺心臓発作(ハートアタック、: Heart attack)とも呼ばれる。

参考:wikipedia-心筋梗塞

wikipediaではちょっとむずかしいことが書いてありますが、簡単にいうと、「心臓に栄養を与えている血管が詰まって、心臓に栄養が行かなくなることが原因で心臓の筋肉が動かなくなること」です。心臓は筋肉の収縮によって血液を体中に送るポンプの役割をしているので、心臓の筋肉が動かないってことは生命維持にとって非常に危険な状態です。

心筋梗塞の種類は?

心筋梗塞と言っても、急性とつくものがありますよね?急性じゃないものはあるのか?と気になりましたので、どんな種類があるか調べてみました。

1.急性心筋梗塞
心筋梗塞を発症して72時間以内のものを言います。

2.亜急性心筋梗塞
心筋梗塞を発症して72時間以上、1ヶ月以内のものを言います。

3.陳旧性心筋梗塞
心筋梗塞を発症して1ヶ月よりも以前に発症したものを言います。

以上より、症状の違いではなく、発症後にどのくらいの時期が経過しているかによって分類が異なるようです。一般的には、急性心筋梗塞だけ覚えておけば良さそうですね。
ちょっと余談になりますが、急性心筋梗塞になると亡くなると思っていましたが、必ず死んでしまうわけではなく、残っている心筋で生命を維持することもあるようです。そのために亜急性や陳旧性といった分類があるんですね。時間が経つと筋肉が繊維に変わるそうなので、分類分けする必要があるのも納得です。

狭心症との違いは?

心筋梗塞を調べていると、「狭心症」なるものと比較されていますので、少し触れます。

狭心症(きょうしんしょう、angina pectoris)とは、心臓筋肉心筋)に酸素を供給している冠動脈の異常(動脈硬化、攣縮など)による一過性の心筋の虚血のための胸痛・胸部圧迫感などの主症状である。虚血性心疾患の1つである。

参考:wikipedia-狭心症

wikipedia難しいですね。つまり、血管が通常より狭まることで血液の流れが少なくなる病気のことです。
通常よりも血管が細い部分ができるということですが、血液は流れているので、心臓の筋肉は活動してくれます。血管がだんだん狭まってきて、一切流れなくなった時にはじめて心筋梗塞と呼ぶのですね。

心筋梗塞になりやすい人の特徴

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(1)肥満
(2)高血圧
(3)仕事中心の人
(せっかち・短気・攻撃的な傾向の人)
(4)喫煙者
(5)睡眠不足
(6)ストレス

上記に主要な傾向を挙げてみました。どれも心筋梗塞に限ったことではないですね。一般的に心身に負担をかけることが心筋梗塞にもつながっているようです。

心筋梗塞の予防法とは?

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上記の心筋梗塞になりやすい人の特徴から、健康的な生活習慣を送ることが一番の予防法といえます。若いから何しても大丈夫だという意識でいると、知らない間に体の中では心筋梗塞を発症する準備を進めているかもしれません。
簡単に今すぐできる生活改善を見つめなおす項目を考えてみましたので、参考にしていただければと思います。

1.喫煙を見直す。
タバコには注意文言が書かれていますよね?肺がんや心筋梗塞、脳卒中など。タバコを吸うことは健康的とはいえませんよね?今すぐにやめろと言いませんが、本数を減らすなどの対策を考えてみてはいかがでしょうか?

2.食生活を見直す。
肉中心の生活になってませんか?これを書いてて僕も人のことは言えないのですが、肉には脂肪分が多く、コレステロールが増える原因となります。そのため、動脈硬化や狭心症になる可能性が上がります。
日々の生活に魚料理を入れていきませんか?魚はコレステロールを下げる働きがあるそうで、青魚は特に多くその成分が含まれています。

3.アルコールを見直す。
仕事終わりの一杯、会社などのコミュニティでも一杯、晩酌などアルコールって美味しいですよね?でもアルコールを分解するには水分が必要となります。体の水分が減ると、血液からも水分が少なくなり、血栓ができやすくなります。
できるならノンアルコールも一緒に飲むようにしたほうがいいです。

4.運動習慣を見直す。
社会人になるとあまり運動しなくなりました。でも、1日の少しの時間でも歩く時間を増やしたり、ランニングなどすることが体の健康維持にかなりの効果があることが報告されています。ストレスの発散にもなるので、個人的にはランニングで汗を流すのがおすすめ!

5.ストレスを見つめる。
誰しもストレスを抱えます。過度なストレスは心だけでなく体にも影響が現れることが多いです。ストレスを抱えているならば、まずは一度自分の中のスレレスを認識して、戦うなり、逃げるなり、状況にあった対策を考えましょう。

まとめ

心筋梗塞はもう20代でも30代でも起こりえる病気ということを認識しましょう。
具体的な一番効く予防法としては普通に健康的な生活を送る。これができればどんな病気のリスクも軽減できますね。簡単ではないですが。
でも「できるだけ健康的な生活を意識する」だけなら今からでもできることなので、少しの意識改善で病気のリスクも減らしていきたいですね。

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